2012年11月02日

税理士も大変な時代

税理士の仕事は、会社の後始末のようなもので事業の結果を税法に基づいて国に申告する事です。
しかし、税法も年々複雑化していて専門家の税理士でさえ理解する事が難しい事もあるようです。

そして、人口減少や長期のデフレ、円高などで税理士のクライアントである企業の数も減る一方です。
その上、団塊の世代が国家公務員を退職して個人で税理士事務所を開業する人が多いから、税理士同士の競争も激しくなります。

一方で決算申告できるパソコンソフトも多数販売されており、高いお金を払って税理士に申告を依頼しなくても、会社自信で申告ができてしまいます。書類作成で不明な点があれば税務署に電話して聞けば良い訳で、電子申告もできますから書類の保存も容易になります。

このような背景を持っている税理士が活躍するには、例えば、経営コンサルタントと提携するとか、会計士と一緒に会社を作るとか、海外進出企業にも対応するなど、通常の税理士の仕事以外に何かもう1つ付加価値を見出さないと生き残れないかもしれません。
  


Posted by えりぽんず at 12:48Comments(0)